日本と米国の高配当指数

日本株と米国株の物色動向が異なっていると思い、高配当指数のデータを確認してみました。

以前載せたグラフのアップデートです。

まずは米国株。

次は日本株。

※グラフはS&P Dow Jones Indicesのサイトよりデータを取得し独自に作成。インデックスのデータはトータルリターン。期間は2013年8月末~2023年8月末の10年間のデータに最後のみ2023年9月18日時点のデータを追加。

相場が上昇しているかどうかではなく、市場全体と配当利回りに着目した投資との差について考えたいと思います。

1年間のパフォーマンスの差のグラフは、その月の1年前からのインデックスの変化率の差の推移です。

米国は高配当指数の劣勢が続いていますが、日本株は配当貴族指数が好調です。

このインデックス比較が配当利回りの影響を全て示しているとまでは言えませんが、日米が異なる動きをしていることはわかると思います。

配当利回りを重視している私のポートフォリオも同様で、日本株はTOPIXの動きよりも好調で気分もよく、米国株については気分は今一つです。

米国株は上記グラフのS&P500高配当指数のETF(SPYD)も保有していますが、保有している個別銘柄もあまり変わらず、米国株式のポートフォリオは重い雰囲気です。

日本株については、前回、S&P/JPX配当貴族指数を使ってグラフを作成、わかりやすいと思ったので、体感するためにこのインデックスのETF(1494)を買おうとずっと見ています。

しかし、日柄調整もなくまだ入れず。

物色動向の継続を予測することは難しすぎるため考えず、今は日米の動きが異なることを前向きに捉え、どのようにポートフォリオを構築するかを考えています。

まだ資金の投入は続けているので、売却はなし。

パフォーマンスの出ていない銘柄の購入は、最後は恐る恐る買うことになることを覚悟しながら継続しよう。

米国株は、配当利回りに注目した銘柄とETFを丁寧に拾うことにしよう。

日本株は今は様子見で、少しでも調整したら、配当利回りではなく、市場全体への追随を考えて銘柄を選定し購入しよう。

ポートフォリオが安定することを考え続けたいと思います。

また、米国株は為替が円安なので買う時に気にはなりますが、株については以前記載した時と変わらずに為替は気にせず、原資産の動きを見て入っています。

為替とポートフォリオについては難しいので、これからもずっと考えながらになりそうです。

ご来訪ありがとうございました。

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