最近の株式相場は堅調で気分の良い日が続いていますが、今は株式の買い増しは休憩中、為替が円高に振れていることもあり、今後の債券投資について考えたいと思います。
私の最近の債券ポートフォリオです。
円の低金利の継続と円安で動いておらず、現在はグローバル債券の投資信託の積立がほとんどなので、以前載せたポートフォリオと比較しても変化は小さいです。
リタイア生活に入ってからの追加購入は株式が多く、現在の全体に占める債券比率は14%で、徐々に低下するばかり。
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用目標が賃金上昇率+1.7%で基本ポートフォリオは債券が半分、漠然とその比較で考えることが多いのですが、もう少しリスクを取って高い目標をと考えていますし、国内債券は預金でかなりを代替しようと思っているので、債券を半分まで高める必要は全くないのですが、少し買い増したいなといつも思っています。
さて、どうするか。
今年は日銀の大規模緩和策の修正、米国の利下げ、それらに伴う円高など、少しは機会があるかもしれません。
国内債券は金利のレベルを見ながらETFを少しは買いたいと思っていますが、投資対象となりそうな投資信託もETFもかなり少ないので、金額は少ないと思います。
少しは動いてみると相場の理解が進むので、動いてみたいとは思っていますが。
外国債券は円高になれば少し購入、を繰り返すつもりです。
為替相場を当てるのは難しいと思っているため細かく考えず、積立投資は継続で、ETFを買おうかと。
今後の金利動向を考えるよりも、長期投資なので満期までそのままの利回りで持つという考え方で投資対象を見ています。
外国債券のETFは種類が豊富なので、どれがいいかなと考えることは面白いです。
ところで、今年に入り今更ですが新NISAの口座開設をしまして、債券の投資信託は積立投資枠の投資対象ではないことを認識しました。
SNSでも株式投資の話が多いように思います。
私は、日本のバブル崩壊を見ながら金融機関で働いていた世代ですし、リーマンショックの時の驚くような値動きも見ていましたから、相場の下落について考えずに投資をすることはできません。
データを見れば、長期投資で継続保有していれば相場は戻ってきていますし、そのように顧客に説明をしていましたし、正にその通りです。
でも、その時の顧客の様々な反応を思い出すと、自分の気持ちをコントロールする難しさを考えてしまいます。
株価が半値になるとどうなるか、積み重なった株式の配当や債券の金利が今ならどの程度クッションになるのか。
相場の先行きについて懸念を持っていなくても、ついそんなことを考えてしまう私にとってはアセットクラスの分散投資は必須。
債券投資も行いながら、預金も保有していたいと思っています。
読んで頂きありがとうございました。
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