いつ買うのか

リタイア生活をどうするか考えていた頃、ロシアのウクライナ侵攻があり株式相場は下落、その後も世界的インフレによる利上げや円安といろいろあり、ネット証券の口座開設をしながら、どう相場に入ろうか考えていました。

私は自分の傾向として、相場が下落すると早い時期に買いに入ろうとしてしまうという認識があります。

理由があるから下落するのであって、それを消化して、上昇トレンドに入る頃に入れればいいのですが……

働いていた時は、組織にリサーチ部隊がいたので頼りにしていたのですが、今は情報があふれた環境です。

判断できるのか。

片道勝負と思いながら長く過ごしてきましたが片道もやはり難しい。

相場が下がれば、当然下がる前よりはよい水準で持てるのでよしとして、早く入ってしまいがちを認識しながら買いに入り、少しずつ買い下がる、その後もし暴落となれば、多分最後は買うのが怖くなって買えなくなるけれど、その時期を辛抱して持ち続ける、こんな感じでも継続できればと思っています。

失敗の防御策としては、インデックスファンドの積立投資、個別銘柄はテクニカル指標を見て一定の水準にならなければ買いに入らない、今のところこの2つでしょうか。

積立は相場の上下で気持ちが振り回されず、良いと思っている銘柄を買い続けることができます。

テクニカル指標は今は13週移動平均乖離率を見ていまして、マイナスにならなければ買わないことにしています。

なぜ13週移動平均かは特に理由はなく、少し長いチャートを見る時に見やすいし、いろいろなサイトで簡単に見られるから使っています。

テクニカル指標は様々で、それによってトレンドや調整のレベルを判断する時に利用しますし、勉強しようとすると際限ないくらいだと思いますが、私は単純なものしか見ていないです。

単純な移動平均を使って日柄調整を待って相場に入るというのは、昔からずっとやってきたことで、平均すればまあうまくいってきたので、良いのではないかと。

今は特に自分のための投資ですから、上昇に乗れなくても誰にも叱られずにずっと待つことができます。

日柄調整というのは、簡単に記載しますと、相場が上昇した後、下落せずにその水準を暫く維持し、時が経過することにより調整すること、でしょうか。

一方で、値幅調整は相場が下落することにより調整することです。

この調整という言葉も相場特有の意味で使われていると思いますが、相場が上昇した後、上昇しなくなる時に使われることが多いです。

上昇を調整して、横ばいか下落かで、日柄調整と値幅調整です。

ポートフォリオ全体をコントロールできますように。

ご来訪ありがとうございました。

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