株式投資を進めた結果、債券比率が低下しましたが、円高もあまり進まず外国債券を増やす気にもなれず、国内債券を検討することにしました。
しかし、円金利も昨年よりは少しは上昇しているもののまだかなり低いため、いろいろ考えるとやはり預金のままでいいのではないか……
でも、少しは何か投資してみたいと思い、為替ヘッジ付きの外国債券を考えることにしました。
債券の動きと比べると為替の動きは大きいので、為替リスクがヘッジされていれば、国内債券として考えても違和感はないと思いますし、外国債券市場であれば投資対象も広がります。
以前時々見ていると記載した年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の基本ポートフォリオでも、為替ヘッジ付き外債は国内債券に区分されています。
しかし、販売会社で働いていた時、為替ヘッジに絡む市場の動きにより、為替ヘッジ付きの商品のパフォーマンスの説明に苦労したことが時々ありました。
原資産が上昇しているのになぜここでプラスが取れないのか、ということがほとんどでした。
当時ですらわかりにくかったのに、今は専門の情報端末がないので金利と為替の市場の細部の確認が難しいことから、なぜこのパフォーマンスなのかわからなくなることもありそうです。
為替をヘッジして円金利にしてしまうと低い金利になりますから、よくわからないまま幾らかマイナスのパフォーマンスという残念な結果が時々というのも嫌だなとも。
最終的に、為替ヘッジありで、ハイイールド社債のETF(Markit iBoxx米ドル建てリキッド・ハイイールド指数|1497)と米国投資適格社債のETF(Markit iBoxx米ドル建てリキッド投資適格指数|1496)を最初の投資対象としました。
ハイイールド社債はドル建てのETFでも投資をしているので認識しやすいですし。
ドル建てのETFでは国債を含めた米国総合インデックスに投資していますが、国債が入るとリスクは低下するものの金利も低下するので、ヘッジ付きでは社債だけのETFに。
金額が増えてきたら投資対象を広げるつもりで。
国内上場のETFは分配金の税金が安いのでそれは嬉しいですね。
でも、まだあまり積極的ではないので、少額の投資でスタートして、様子を見ようと考えています。
納得できれば円預金からのシフトで嬉しい投資対象になりそうですから、期待したいと思います。
ご来訪ありがとうございました。
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