オルタナティブ投資の投資対象

株式も債券も今は少々買いにくいと思っているため、別の投資対象はないかと考え、オルタナティブ投資の投資対象を増やすことを検討しました。

オルタナティブと言うと、働いていた時の経験からヘッジファンドかプライベートエクイティファンドがすぐに思い浮かぶのですが、私のような金額では商品があるとは思えず、コモディティは保有しているため、やはり不動産かなと思いました。

自宅のマンションが我が家の全資産に占める比率が高いので、どう考えるべきなのかは未だ決められずにいますが、国内不動産は対象にしないことにします。

海外REITインデックスのETFや投資信託は幾つもありました。

インデックスのETFや投資信託については、内容はいろいろと見ますが、最終的にはあまりこだわりはなく、少額で投資できるのだから複数保有すればいいとも思っています。

市場の確認をしよう、株式市場と動きが異なるといいな、と思いグラフを作ってみました。

インデックスはS&P先進国REIT指数(除く日本)で、そのETFもあるのですが、期間が短いためインデックスを直接、それもコモディティ投資の参考データとして前回載せたグラフに追加してみました。

ETFのデータと比較する時はコスト分などが異なりますが、ご容赦ください。

全てドルベースでの表記なので、日本円での投資は為替レートのパフォーマンスをプラスすることになります。

※S&P500とS&P先進国REIT指数(除く日本)(グラフ内ではGlobal REITと表記)はS&P Dow Jones Indicesのサイトよりトータルリターンのデータを取得。GSG・IAU・SLVはYohoo FinanceのサイトよりETFのHistorical Pricesを取得。グラフはそれらのデータにより独自に作成。

10年間のパフォーマンスを見ると、S&P500とやはり幾らか連動しているように見えます。

2021年12月末以降のパフォーマンスは、私が資産運用をスタートする前のS&P500の高値からの動きで、コモディティよりも劣後しています。

最後のグラフはその時点までの1年間のパフォーマンスの推移で、データは月末データを利用しているので、毎月末に前年同月末からのパフォーマンスをプロットしています。

このグラフは、動きが異なることを確認したいと思い、いろいろな種類のグラフを作ってみたもののどれもいまひとつで、これが少しはましかなと思って載せましたが、わかりにくいのでご参考です。

GSGの動きが大きいことはよくわかると思います。

さて、どうしようか。

REITは金利の影響も大きいし、株式市場と動きが近くなることもあると思いますが、最近はパフォーマンスが劣後しているため投資してみようと。

オルタナティブ投資は大きく投資することはないので、コモディティと同様、配当金等でコツコツと積み上げようと思います。

ご来訪ありがとうございました。

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